手指の巧緻性や集中力が高まり、知育にもよいというはさみ。モンテッソーリ教育の「お仕事」でも取り入れられていますよね。
わが家では、娘①は2歳2ヶ月から、娘②は1歳7ヶ月からはさみを使っています。
今では5歳、3歳になった2人は大人のはさみも使えるようになり、工作が大好き。幼稚園の先生やお友達のお母さんから「手先が器用だね!」とよく驚かれています。
今回は、うちの子たちがはさみデビューしたこども用はさみ「きっちょん」の紹介と、練習の進め方・使ったワークをまとめておきたいと思います!
・こどものはさみ練習を始めようと思っている
・おすすめのこども用はさみを知りたい
・おすすめのはさみ用ワークを知りたい
おすすめのこども用はさみ
クツワ「きっちょん」
娘①も娘②も、はさみデビューはこの「きっちょん」でした。色のバリエーションがあるので、こどもに選ばせるとはさみ練習のモチベーションが上がります。
「きっちょん」のいいところは
①刃に安全カバーがついている!
②でも切れ味がいい◎
③持ち手にスプリングがついている(初めてはさみを使う子どもも簡単に開閉ができる)
持ち手のスプリングは、使わないときは閉じることもできます。
安全面を考えてプラスチック製のはさみを買うと、切れ味が悪く使いにくいようなのですが、安全で切れ味のいい「きっちょん」は本当におすすめです!
2人とも、これまで一度も怪我することなくはさみライフを満喫しています。
¥練習の進め方
タイミング
娘①のときに最適なタイミングを調べてみると、
・市販のワークは2歳〜なので2歳が目安
・でもいちばんの始め時はこどもが興味を示した時
とのこと。
娘①は2歳2ヶ月のときに「はさみやってみる?」と聞くと、「やる!」と即答したのでスタート。
娘②は1歳7ヶ月の時にはさみを使いたがったので、早いかな?と思いつつやらせてみると、上の子を見ているからか、すぐに使えるようになりました。やっぱり下の子は早いですね。
気をつけること
①はさみの危険性についてしっかり伝えます
・はさみが危ないものだということ
・はさみを使うときは座って使うこと
・はさみを持ちながら走らないこと
②紙を持つ手の位置をしっかり伝える。
紙を持つときは、利き手と反対の手で、親指を上にして、下から紙を持ちます(写真参照↓)。
これさえ守っていれば、はさみで手を切ることは基本的にありません。私もはじめの何日かはつきっきりで見て、繰り返し教えましたが、1週間もしないうちに2人ともできるようになりました。
練習のしかた
娘①のときは、ワークを使いながら順調にはさみの使い方をマスターしていきました。
娘②は、はさみの使い方がわかっていたこともあり、
①「1回切り」:細長く切ったおりがみに線をひき、そこを切る練習
②おりがみに線をひいて、細長く切る練習
のみで使えるようになりました。
下の子なのでケチってしまいましたが、おりがみに線をひくのが面倒だったので、楽かつスムーズに練習を進めたい方はワークがおすすめです。
おすすめのはさみ練習用ドリル2冊
KUMON「さいしょのきってみよう」
娘①が最初に使ったのがKUMON「さいしょのきってみよう」です。
直線を切る練習が中心で、「1回切り」からはじめて、少しずつ長く切るのに慣れていきます。
また、ご褒美シールもついているので、達成感を味わいながら、楽しく練習を進めることができます。
はじめてのはさみ練習におすすめのワークです!
七田式「はじめのいっぽ はさみ」
娘①が2冊目に使ったワークがこちら。
先ほどの「さいしょのきってみよう」より少し難しめのワークです。
直線だけでなく、ジグザグや曲線の練習もあり、切リ取った紙を貼り付けて絵を完成させるワークもあります。
娘①はこのワークをやったことで、「はさみで切る→のりで貼る」という流れを覚え、工作で応用するようになりよかったです。
まとめ
こどもの手先の器用さや集中力を伸ばすためにうってつけのはさみ遊び。
ぜひお気に入りのはさみやワークを見つけて、楽しく安全に練習を進めてみてください!
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