国立新美術館で開催されている「マティス 自由なフォルム」展に、5歳&3歳のこどもたちと行ってきました!
初期の作品こそあまり興味を示しませんでしたが、「びじゅチューン!」や絵本で見ていた「JAZZ」のコーナーでは大興奮。
切り紙絵にも感心したようで、帰宅してからはマティスを真似て切り紙絵を作っていました。
今回は、マティス展に行く前にした予習と、行った様子・感想をレポートします!
「マティス展」前にした予習
こどもたちがトーハク(東京国立博物館)以外の本格的な美術館に行くのは初めて。
「びじゅチューン!」の歌と絵本『ミッフィーとマティスさん』で予習してから「マティス展」のチラシを見せると、「行きたい行きたい!」と2人とも即答でした。
Eテレ「びじゅチューン!」
Eテレのこどもむけ美術番組「びじゅチューン!」では、マティス作品を題材にした歌が2つあります。
「ジャズヶ崎明美」は今回のマティス展で見ることができる「ジャズ」が題材なので予習マストです。
「ダンス寿司」は、元ネタとなった「ダンス」の展示はありませんが、「ダンス」と題した壁画のコーナーがあったので、見るとより楽しめると思います!
『ミッフィーとマティスさん』
こちらはミッフィー「こどもと絵で話そう」シリーズの1冊。今回の「マティス展」にも出品されている「JAZZ」を、ミッフィーが鑑賞していく絵本です。
ミッフィーが切り紙絵を何に見えるか、想像力を働かせながら見ていきます。うちのこどもたちも、2回目からは何に見えるかを一生懸命考えていました。
文章も短く簡単なので、幼児が楽しめる絵本です。
いざ!こどもと「マティス展」へ
春休みの平日でしたが、混雑しておらず、自分のペースで展示を見ることができました。
しかし!前半のマティスの初期の絵・彫刻のコーナーでは、こどもたちはイメージと違ったためか興味を示さず…先に行こう行こうというのでほぼ流し見です。。。
中盤のバレエ・リュスの衣装と映像から、集中して見はじめました!ドラゴンの衣装がお気に入りで、バレエの映像も面白かったようです。
後半の「ダンス」の壁画、そして「ジャズ」の連作は予習したこともあり「(ジャズヶ崎)あけみだ!いずみだ!」と2人で大興奮。
3歳の娘②はいちいち「これなに?」と聞いていました。
また、大きな切り紙絵の『花と果実』も娘①は「大きい!これ全部紙を切って作ったの!?」と印象に残ったようです。このコーナーからは写真撮影ができ、2人でジャズヶ崎明美のマネをしていました。
やはり知っている絵・カラフルな絵の方がこどもは楽しいんだなと実感。
私はヴァンスの礼拝堂を再現したコーナーがとても素敵で、心打たれました。
最後におみやげコーナーで、好きなポストカードを1枚ずつ買って帰宅。2人とも「ジャズヶ崎明美」の元ネタ「イカルス」を選んでいました。
帰宅後に工作
5歳の娘①は帰宅してすぐに切り紙絵?を制作。茶色の折り紙は「JAZZ」と書いたつもり。
私も一緒に折り紙を切ってみましたが、やってみるとマティスの切った形は決まっていて、生命力があってすごいなぁと実感できて、面白かったです!
何歳からがおすすめ?
「どうだった?また行きたい?」と聞くと、2人とも「楽しかった!また行きたい!」と即答。
前半は流し見だったし、正直自分1人の方がゆっくり見られるのですが、マティスの絵が身近なものになり、美術館も好きになったようなので、行ってよかった!と思いました。
5歳・3歳の娘2人とも楽しんでいたものの、個人的には、美術館に行くのは4、5歳頃からでもいいのでは、と思いました。
4、5歳なら主体的に作品を見たり考えたりできるし、騒がない・走らない、などの美術館のルールも理解できるからです。娘①は感心したり、驚いたりしていて、一緒に見ている私も楽しかったです。
もちろん何歳からでも連れて行った方がいいと思うのですが、子どもを連れて行くのはそれなりに大変なので、私はそこまで急がなくてもいいかな、と思っています。
また、どの美術展にも言えることですが、行く前に予習はして行った方がいいです!
まとめ:
初めての本格的な美術展で、大丈夫かなと思いましたが、こどもも私も楽しめて、連れて行った甲斐がありました!
またこどもが興味を持ちそうな展示を選んで、美術館に足を運びたいと思います。
マティス展@国立新美術館、皆さんもぜひ予習をして、行ってみてください!
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