こどもに美術好きになってほしい・教養を身につけてほしいけどどうすれば?
絵画の図鑑を買おうか迷っているけれど、こどもが読むのか心配…という悩みはありませんか?
そんな人にぴったりなのが、図鑑NEOアート『図解はじめての絵画』(小学館)。世界の名画をあつめた図鑑で、こどもを美術好きにしたいなら必須アイテムです。
キャッチフレーズは「子どもたちの探究心と想像力を育む、新しいアートの見方」。累計発行部数は20万部を超えているヒット商品です(*1)。
全力でおすすめのこの図鑑ですが、実はうちのこどもたちは買ってから半年間はほぼ開かず…でも今では毎日のように開いて、ながめて、模写までしています!
今回は『図解はじめての絵画』のメリット&デメリットと、うちのこどもたちがどうやってこの図鑑を好きになったかをご紹介します。
★おすすめ年齢:2歳頃〜
*本記事はプロモーションを掲載しています
・こどもに美術に興味をもってもらいたい
・こども向けの美術の本を探している
・『図解はじめての絵画』を購入しようか迷っている
図鑑NEOアート『図解はじめての絵画』(小学館)とは
基本情報
書名 | 『図解 はじめての絵画』(図鑑NEOアート) |
出版社 | 小学館 |
価格 | 2970円(税込) |
内容 | 第1章「「何が描かれているか」 第2章「どのように表現されているか」 第3章「絵画をもっとよく知ろう」 第4章「素材と技法」 第5章「美術館に行こう」 |
公式HP | shogakukan.co.jp/pr/neoart/ |
特徴(公式HPより転載)
①「日本と世界の名画を約360点掲載!」
②子どもが興味をもつテーマで名画を鑑賞
③絵の見どころをわかりやすく解説
④これからの時代に必要な思考力・表現力を育む
⑤世界トップ水準の印刷による美しい作品図版
『図解 はじめての絵画』のメリット
絵の数が多い!わかりやすくて面白い!
掲載点数は約360点。「あの絵を見てみよう」という時は、この図鑑を見ればほぼ見つかります!その絵についての説明を読んだり、まねして書いてみたり、隣の絵を見てみたり。
パソコンやスマホでも同じ絵を出すことはできますが、スクリーンで見るよりも、他のページの絵を見ながら興味がどんどん広がっていくのが図鑑ならではのいいところだと思っています!
他にもこどもむけの美術や絵画の本はありますが、ここまで世界の名画を集めて、わかりやすく・面白くまとめてある「図鑑」と言える本は、今のところこれだけです。
有名な画家や作品を網羅しているので、美術展に行く前の予習にもおすすめです!
テーマ別の編集が興味を広げてくれる◎
うちのこどもたち(5歳・2歳児)は2人とも文章は読めませんが、ながめるだけでも楽しんでいます。
知っている絵の名前や、絵の中にいる動物の名前を言い合ったり、この絵の人・動物は何をしてるのかな?と2人で話し合うことも。
それはおそらく、1テーマごとに見開きで編集されているから。同じテーマの絵をまとめて見ることによって、興味が広がったり、想像が膨らんだりしているようです。
こちらがこどもたちがお気に入りのページです↓
恐竜や魚の図鑑とちがい、字が読めなくても、こどもだけで楽しんでくれるので親はとても楽。
もちろん、頼まれて私が読んであげるとこどもは喜ぶし、自分で読める子ならもっと楽しめること間違いなしです!
「見る」だけでなく「描く」「鑑賞する」視点もある
「何が描いてあるか」だけではなく、「白いものの色々な描き方」「近くのものは大きく、遠くのものは小さく(=遠近法)」など「どう描いてあるか」というテーマも多く盛り込まれています。
また、素材や技法について、美術館の楽しみ方や役割についても1章ずつ割かれていて、これを読めば美術館に行きたくなるはず。
娘①は、絵の具の作り方や版画のしくみに興味をもっていました!
『図解 はじめての絵画』のデメリット
絵画のみ。彫刻や工芸品はのっていない
タイトル通り、この図鑑が掲載しているのは絵画のみ。残念ながら、彫刻や工芸品、建築物などはのっていません。
続編として、絵画以外の美術品の図鑑も出してほしい!と思っています。
幼児が自力で楽しむにはハードルが高い?
絵画を見たことのないこどもに、いきなりこの図鑑を与えても、自発的に興味をもつのは難しいかもしれません。というのは、うちのこどもたち(5歳・2歳)が最初はそうだったからです。
こどもが何かに興味を持つには、「面白い!」「かっこいい!」などなんでもいいのでフックが必要。
うちのこどもたちは、Eテレ「びじゅチューン!」を見るとともにこの図鑑が好きになりました!その経緯はこの先を↓お読みください。
買ったのに、あれ、見ない・・・?
わが家では、この図鑑を昨年3月に購入。
恐竜や魚、虫など図鑑が大好きなこどもたちなので、この図鑑も手にとってくれるかと思いきや…
あれ、、全然見ない…!?
たまに開いて一緒に読んでみようとしても、反応がありません。今思えば、恐竜や魚の図鑑も、興味があるから開いていたんですよね。
むりやり読ませるのもな〜と思いつつ、そのまま半年間、ほぼ開かれずに本棚に眠っていたのでした…。
最強!「びじゅチューン!」との合わせ技
その流れを変えてくれたのが Eテレ「びじゅチューン!」です。
変でかわいいアニメと歌で毎回1つの美術作品を紹介するこの番組を見はじめてから、「びじゅチューン!」をみて図鑑で作品を探す、というルーティンができました(過去記事→美術が大・大・大好きになる!「びじゅチューン!」)。
やっとこの図鑑が日の目を・・・!
それからは「びじゅチューン!」にはまるとともに、『図解はじめての絵画』も日々活躍しています。
2歳の娘②は、図鑑を開いては「吉祥天女!」「モナリザさん!」などなど知っている絵の名前を言うのが大好き。また、なぜか火の絵が好きで、よく真似して描いています。
5歳の娘①はまだ自分では読めませんが、絵を見て想像を膨らませて楽しんでいます。
娘①がこの図鑑をを見ながら描いた絵はこちら↓
左から「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」です。
これからもこの図鑑をボロボロになるまで読み込んで、絵を描くのも鑑賞するのもどんどん好きになるといいな〜と期待しています!
まとめ:こどもを美術好きにしたいならおすすめ!
『図解 はじめての絵画』は、絵画ビギナーの幼児でも、ある程度知識のある小学生〜大人も存分に楽しめて、自然と知識もふえる図鑑です。
興味をもたないのでは…?という不安も「びじゅチューン!」を見れば大丈夫。
こどもを美術好きにしたいなら、一家に一冊マスト!と言っても過言ではないこの図鑑、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてください!
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