色を感じとり、使いこなす能力=色彩感覚。
例えば青という色ひとつとっても、スカイブルー、ロイヤルブルー、コバルトブルー・・・など実は200種類以上あるそうです!
色を感じ取る能力は生後2ヶ月から発達がはじまります。色彩感覚が豊かになると、脳が活性化されたり、感受性が豊かになったりとメリットがたくさんあるそうです(*1)。
今回は色彩感覚を育む絵本を、年齢別に紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
*本記事はプロモーションを含みます
・こどもの色彩感覚を育てたい
・こどもの感受性を豊かにしたい
・色をテーマにした絵本を探している
0〜2歳におすすめ
『いろいろバス』
人気絵本ユニット、tuperatuperaさんの絵本です。
あか、きいろ、みどり、くろのバスに、赤いバスにはトマト、黄色いバスには星など、それぞれの色のものが乗ったり降りたり。ストーリーはシンプルなので1歳頃から楽しめます。
また、最後のページに4色のバスから降りたのものが細かくたくさん描かれているので、大きくなるとものの名前をひたすら言う、という楽しみ方も。
わが家では娘①が3〜4歳、娘②が0〜2歳の時期に大活躍した絵本です。
『くまさん くまさん なにみてるの?』
『はらぺこあおむし』で有名なエリック・カールの絵本です。
「くまさん、くまさん、ちゃいろいくまさん なにみてるの」
「あかいとりをみてるの」
「とりさん、とりさん、あかいとりさん なにみてるの」
・・・
とリズムよい文章とともに カラフルな動物が次々に現れます。
わが家のこどもたちも、1歳からこれを読んでいて、今では暗唱できるほど気に入っています。楽しみながら色彩感覚を育める、おすすめの絵本です!
『どんないろがすき』
童謡「どんないろがすき」を100%ORANGEさんが絵本にしたものです。イラストが本当に可愛い!
歌詞のとおりに進んでいくので、歌いながら読めば赤ちゃんでも楽しめそう。1、2歳なら一緒に歌ってもいいですね。
歌と色を同時に楽しめる、めずらしい絵本です。
3~5歳におすすめ
『じぶんだけのいろ』
『スイミー』で有名なレオ・レオニの絵本で、「じぶんだけのいろ」を探すカメレオンのお話です。
各ページのグラデーションを含めた色づかいが本当にきれいで、ストーリーでも、視覚的にも色彩感覚を豊かにしてくれます。
同じレオ・レオニ作の『あおくんときいろちゃん』も色をテーマにした名作絵本です。
『22の色:日本の色彩』(こどもの色彩感覚を育てる絵本シリーズ)
戸田デザイン研究所の絵本で、しゅいろ、すみれいろ、うぐいすいろ・・・など、22の日本の伝統色が紹介されています。
ピンク、オレンジ、など日常では外来の色の名前を使うことが多いですが、日本古来の色・名前も奥深くて素敵ですよね。
見開きの片面に色の名前、もう片面にその色を背景にしたイラストが描かれています。シンプルで美しく、くり返し眺めたくなる絵本です。
小学生〜
『すごすぎる色の図鑑』
人気シリーズ「すごすぎる図鑑」の一冊です。
「なぜりんごは赤いの?」「オクラはなんで緑のネットに入っているの?」など色の見え方のしくみから、錯覚や配色まで、色に関する知識がわかりやすく紹介されています。
ルビもふってあるので小学校低学年でも読みやすく、親子で色博士になれそうな一冊です。
まとめ
色をテーマにした絵本、いかがでしたか?
ぜひ親子で絵本を楽しみながら、色彩感覚を育んでみてください!
(*1)参考:社会福祉法人 北中央福祉会 あゆみ保育園|色彩を通じて育まれる感性|
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