
こどもが小学生になったし絵本じゃなく本を読ませたい!でもはじめての本って、何を選べばいいの?
こどもを読書家にしたい!とは親なら誰でも思いますよね。
わが家の娘①小1は入学前から1人で本を読みはじめ、9ヶ月経った今ではすっかり本の虫に!図書館で10冊借りても2、3日で読み終え、200ページの本も読破するようになりました。
本を読んでもらうために唯一意識したのが「ちょっと頑張れば読めるレベルの本を家に置いておくこと」。
読み始める前は『はじめてのキャンプ』や『ふたりはともだち』シリーズ、読みはじめてからは今回ご紹介する本を買ったり図書館で借りたりして、「読む→楽しい→また読む」のサイクルをなるべく切らさないようにしました。
今回は、こどもが読書にハマること間違いなし!の絵本から本の移行期にぴったりの本をご紹介します。ぜひおうちに何冊かそろえてみてください!
*本記事ではプロモーションを掲載しています
*本記事では内容に関わらず、一般的な本のサイズを”本”としています
・子どもに本を読んでほしいと思っている
・小1で読める本を探している
・絵本を卒業した子の本を探している
【難易度☆】おすすめの児童書5冊
サイズは本だけど、絵が多く字が少ない作品をご紹介します。最初は「本が読めた!」という経験と自信をつけていきましょう!
『はじめてのキャンプ』
女の子、なほちゃんが小学生と一緒にキャンプに行くお話です。本サイズの絵本という感じで字がとても少なく児童書への移行期ににぴったりの一冊です。
頑張るなほちゃんを応援したり、一緒にドキドキしたりしているうちに、いつの間にか読み終わってしまうこと間違いなし!『おつきさまこんばんは』『こんとあき』の絵本作家の林明子さん作なので、絵柄になじみがある子は本の世界にもすんなり入れるはず。
『ごきげんなすてご』
「おさるのような」弟が生まれて、家出して捨て子になることにした女の子のお話です。こちらも毎ページ絵があり、字が大きくて読みやすい!
自分で箱に入り、誰かに拾われようと頑張る女の子の姿がユーモアがあり、楽しく読みすすめられます。一方で弟妹ができた子の切なさも描かれているので、同じ境遇のお子さんならより入り込めるかもしれません。
『ふたりはともだち』シリーズ
しっかりもののかるくんと不器用ながまくんの2人の日常を、あたたかく描いたお話が4つ入っています。時に笑ってしまうほど面白く、時に2人の友情ほろりとさせられます。お互いのあるがままを認め合う、かえるくんとがまくんが素敵です。
文字と絵のバランスがよく、本も薄いため、絵本と児童書の橋渡しになるシリーズです。
『けんた・うさぎ』
『ぐりとぐら』の中川さん・山脇さんコンビの児童書で、中川さんの作品でも特に面白い!!!わが家の娘①がクスクス笑いながら読んでいます。
いたずらっこでけんた・うさぎは「こういう子いるいる!」という男の子。そのけんたをユーモアを交えてあたたかく受けとめる両親がまた素敵で、「こういう親になりたい…」と思ってしまいます。笑
ひとつひとつのお話が短く文字も大きいので、読み進められます。同じシリーズの「こぎつねコンチ」「三つ子のこぶた」も楽しくておすすめです。
『なぞなぞのすきなおんなのこ』
なぞなぞのすきなおんなのこと、腹ペコのオオカミが出会って…というお話です。ちょっと間抜けなオオカミと利口な女の子とのやりとりが面白い!ほんわかした挿絵が可愛く、短いのであっという間に読み終えてしまいます。
わが家でもこの本を機になぞなぞブームが起きて、6歳児と4歳児でなぞなぞを出し合っている様子がとても可愛かったです。
【難易度☆☆】おすすめの児童書5冊
本を読むことに慣れて来たら、もう少し長めのおはなしに挑戦。わくわくドキドキしながらいつの間にか読み終わり、読書力も上がっていくはず!
『もりのへなそうる』
5歳・3歳の兄弟と、”へなそうる”というへんてこな怪獣のお話です。食いしん坊でとんちんかんなへなそうるの言動が面白く、娘①も笑いながら読んでいました。
3歳の弟・みつやくんやへなそうるの言葉の言い間違えなど、語感のたのしさも特徴で、読み終えた娘①につられて読んでいない娘②まで一緒に「ぎっこんばったん ひっぽにあぱま!」と合唱していました。
『ぐりとぐら』の山脇百合子さんの挿絵もかわいく、ほっこりする作品です。
『ミリー・モリー・マンデーのおはなし』
ミリー・モリー・マンデーという女の子の日々の暮らしを描いたお話。おつかい、キャンプごっこ、おままごと、おるすばんなどなど、なんてことのない日々の出来事が、なんでこんなにときめくんだろう、というくらい魅力的に描かれています。
私自身こどもの頃この本が大好きだったのですが、娘①も気に入って何度も読み返しています。女の子に特におすすめです!
『エルマーのぼうけん』
エルマーという男の子の冒険譚です。ねこ、トラ、さい、クジラ、ライオン、りゅう…と動物がたくさん出てくるので、動物好きのお子さんや冒険好きの男の子にぴったり。
1冊でひとつの物語ですが、ひとつの章が10ページほどと短く挿し絵も多いので、とても読みやすいです。シリーズの『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』もおすすめ!
『ハナさんのおきゃくさま』
『魔女の宅急便』で有名な角野栄子さんの作品です。おもてなしが好きなハナさんのおうちに、おばけ、探検家、あらいぐま、ゆきだるまなど色々なお客さんがやってきます。
予想外のおきゃくさまに驚きつつも、持ち前の好奇心でコミュニケーションをとり、ちゃんと相手に合わせたおもてなしをするハナさんがとってもチャーミングで面白い!
『おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ』
おそうじを覚えたがらず胃を追い出されてしまう、意地っ張りのリス・ゲルランゲのお話です。ゲルランゲにおそうじを覚えさせようとする皆が、そのあまりの強情っぷりに翻弄されているのが面白く、どんどん読みすすめてしまいます。
堀内誠一さんの絵もとても素敵です。
まとめ
お子さんにぴったりの1冊、見つかりましたか?どれも大人が読んでも面白い作品なので、ぜひ親子で読んで感想を共有してみてください。意外と自分とちがう部分を気に入っていたりして、面白いですよ!









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