「びじゅチューン!」にはまり1年!すごすぎるこどもの変化

へんてこでかわいい歌とアニメで世界の美術作品を紹介するEテレの番組「びじゅチューン!」。わが家のこどもたち(6歳・3歳)がはまって1年が経ちました。

この1年でDVDBOOKを4冊購入(全8冊)、その他の歌もyoutubeで全制覇、新作が放送されるとかぶりついて見ています。井上涼さんのサイン会にも参加し、「びじゅチューン!」に出てきた太陽の塔を見るために旅行にも行きました。

この1年を振り返ると、ただ美術に詳しくなっただけではなく、美術展や博物館に行くのが好きになったり、歴史に興味をもったり、と良い影響がたくさん!!!

とはいえ、周りに見ている子が少ない…本当にすごいので1人でも多くのこどもに見てほしい、ハマってほしい!

ということで今回は、わが家のこどもたちがどうやって「びじゅチューン!」にはまったか、そしてこの1年での2人の変化をお伝えします。

そもそも「びじゅチューン!」ってなに?という方はこちらをお読みください。↓

この記事はこんな人におすすめ!

・こどもに美術・歴史に興味を持ってほしい
・こどもを美術館に連れて行きたい
・「びじゅチューン!」が気になる、こどもに見せたい

もくじ

どうやってはまった?

STEP1:Eテレで「びじゅチューン!」を見る

わが家のこどもたちが初めて「びじゅチューン!」を見たのは、娘①が5歳、娘②が2歳のとき。Eテレで「鳥獣戯画ジム」の回を見せると2人とも夢中になり、ホコリをかぶっていた絵画の図鑑『図解はじめての絵画』がはじめて日の目を見たのがこの時でした(詳しくは過去記事↓)!

STEP2:youtubeで歌を見る

youtubeでこれまで発表された歌(解説はのぞく)が公開されています。テレビを見た後「もっと見たい!」と言うので、youtubeで見せていました。

STEP3:DVDBOOKを購入

最初に「鳥獣戯画ジム」を見てから半月ほどしてDVDBOOK①を購入すると、2人とも大喜び!1ヶ月ほど飽きずに毎日見ていました。

1冊に歌が10本収録されているこのDVDで歌をまとめてみたことが、「好き」の段階から「ハマる」段階に引き上げてくれたようです。

5歳の娘①だけでなく2歳の娘②もはまり、「風神雷神」「オフィーリア」など美術ワードを口にするように。遊びに来た私の友人が「これは一体!?」と仰天していました。笑

歌は全てyoutubeで公開されているのですが、解説を見たいのと、本の中身が充実しているので、誕生日など折にふれて買い集め、今では8巻中4巻もっています。こどもが美術作品やキャラクターをおえかきする時にも活躍しているので、全巻揃えたいと思っています!

「びじゅチューン!」を見てこどもが好きになったもの

もちろん美術!

当たり前…ですが、美術が本当に好きに、そして詳しくなりました。

これまでに発表された「びじゅチューン!」の歌は120作品以上。美術作品や画家の名前はもちろん、歌詞にでてくる時代や技法の名前を自然に覚えていて、日々驚かされています。

また、歌に出てくる作品を図鑑『はじめての絵画』で見ることで、それを模写したり他の作品を見たりして、世界が広がっているようです。美術好きにしたいなら、この図鑑とびじゅチューン!の組み合わせが最強です!

大人だとよくわからない、難しい…と尻込みしてしまいがちですが、こどもだと楽しい歌とアニメがあればこんなに自然に美術が好きになれるんだ!と驚いています。美術に興味のない夫よりも、こどもたちの方が断然詳しいです。笑

美術館・博物館!

今年は本格的な美術館デビューをしました。「びじゅチューン!」の元ネタ作品を見られる美術展には、できるだけ足を運ぶようにしています。

「「びじゅチューン!」の〇〇を見に行く?」と聞くと、こどもたちは毎回「行きたい行きたい!」と合唱。はじめの頃はトーハクやマティス展におそるおそる足を運んでいましたが、親子ともにだんだん慣れて、今では6歳・3歳の幼児連れでも気軽に行けるようになりました。

今年足を運んだ美術展は…
・マティス展(国立新美術館)
・三の丸尚蔵館の名品展(三の丸尚蔵館)
・神護寺展(東京国立博物館)
・空間と作品展(アーティゾン美術館)
・ハニワ展(東京国立博物館)
・(MOA美術館)
東京国立博物館の常設展にも3回行きました。

3歳の娘②は飽きて抱っこしなければいけない時もありますが、本物を見るのが嬉しいようです。6歳の娘①は私よりも集中して見て、細かいところまで観察して、家に帰るとその日見たものを描いています。

美術館は楽しい!というイメージを持てるようになったことが、一番の収穫だと思っています。

仏像!

「窓ごしの孔雀明王」(孔雀明王)、「立体曼荼羅マスゲーム」(立体曼荼羅)などを見て、「仏像のえほんがほしい」と言いはじめ、その名も『仏像えほん』という絵本を購入。

菩薩、如来など、役割まではわかっていないようですが、言葉には慣れてきたようです。ちなみに一番好きなのは2人とも不動明王だそうです。笑

日本史!

一番びっくりしたのが、日本史に興味をもち知識がついてきたこと。

ハニワ展で古墳時代のことを知ったり、「江戸時代の人って筆でかいてるのに字とか絵があんなに上手ですごい!」と言いはじめたりしたので、せっかくなので日本史の流れをつかんでほしい、と『はじめてのれきしえほん』を購入しました。

見開きで各時代の風景が描かれ、次の見開きで文化が紹介されているこの絵本に娘①はどハマり!

縄文時代には縄文土器、古墳時代にはハニワ、飛鳥時代には大仏など「びじゅチューン!」で見たものが描かれていて、鎌倉時代なら源頼朝、安土桃山時代なら豊臣秀吉の時代だよ、と「びじゅチューン!」に出てきた人物や物で説明ができるんです。既に知っているものと新しい知識がむすびつくのがとても楽しいようで、1人でもよく読んでいます。

幼児が楽しみながら歴史に興味をもって、日本史の流れがわかるようになるなんて!!!ゆくゆく地理や世界史を学ぶときにも「びじゅチューン」で身についた知識で入りやすくなるのでは、と思っています。

その他色々!

その他にも、「ナスカの地上絵微生物」を見て顕微鏡をプレゼントにもらったり、「写楽式洗顔」を見て歌舞伎を見たいと言ったり、「炎のお習字教室」を見て習字に興味をもったりしています。

幼児の生活範囲ではなかなか出会うことのない言葉と出会えるのが、「びじゅチューン!」のいいところだな、と日々実感しています。

まとめ

こどもの世界をどこまでも広げてくれる「びじゅチューン!」、本当にすごいです!

ぜひ放送で、DVDBOOKで、楽しんでみてください!

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