梅雨がはじまる6月から暑い7、8月は、外遊びも難しいですよね。そんな時は、美術展にでかけてみませんか?
夏休み中も含むこの時期は、美術館って楽しい!という体験を育むのににうってつけな、こどもも楽しめそうな美術展が各地で開催されています。
今回は東京・神奈川・静岡で開催されている、こどもも楽しめそうな美術展を5つ集めました。お子さんが興味を持ちそうなものを探して、ぜひ足を運んでみてください!
・はじめて美術展に行ってみたい
・6−8月、夏休みに遊びに行ける場所を探している
・夏休みに行ける美術展を探している
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見—
(MOA美術館)
熱海にあるMOA美術館では、7月6日から「ポケモン×工芸展」が開催されます(日時指定制で、すでに前売りが始まっています)。
20名のアーティストが制作した、ポケモンを題材にした工芸作品70点が展示されます。
ピカチュウたちの模様がはいった着物、リザードンをかたどった壺、ファイヤーが描かれた棗(なつめ)など、かわいい・かっこいい作品がたくさん!
ポケモン好きのお子さんなら夢中になると同時に、工芸やその技法への関心が深まりそうです。
場所:MOA美術館
会期:2024年7月6日〜2024年9月9日
入館料:一般 1760円(前売り1540円)
高・大生 1100円(前売り880円)
*日時指定制。前売り券販売中
公式サイト
「オバケ?」展 (PLAY!MUSEUM)
立川にあるPLAY!MUSEUMでは、7月13日から「オバケ?」展が開催されます。
PLAY!MUSEUMは絵と言葉がテーマの美術館。
「オバケ?」展では『ねないこだれだ』や『バーバパパ』シリーズをはじめ、立体や映像を使った展示など盛りだくさんです。
オバケって怖い?かわいい?そもそもオバケってなに?などなど、オバケのいろいろな面に出会い、感じ、考えるきっかけになりそう。
同じ建物内にあるPLAY!PARK(利用は別料金)では、身体を動かして遊んだり、ワークショップなどの創作活動も楽しむことができます。ぜひ1日かけて遊んでみてください!
場所:PLAY!MUSEUM
会期:2024年7月13日〜2024年9月29日
入館料:未定
公式サイト
日本美術のとびら・日本文化のひろば(東京国立博物館)
上野にある東京国立博物館の常設展には、日本美術・工芸品の入門にぴったりな体験型展示があります。
「日本美術のとびら」では、ポップな映像を使った日本美術作品・美術史の紹介や、複製画をまぢかで鑑賞するコーナーがあります。
「日本文化のひろば」では、「うるし」「浮世絵」「きもの」「よろい」と4つのコーナーがあります。
浮世絵の仕組みをスタンプで体験したり、着物の塗り絵をしたり、実際に鎧に触れたりしながら、日本文化の魅力を知ることができます。
この展示を体験してから本館の常設展示で本物を見れば、ワクワクすること間違いなし!
会場:東京国立博物館
会期:開催中
入館料:一般 1000円(常設展のみ)
大学生 500円(常設展のみ)
公式サイト(日本美術のとびら)
公式サイト(日本文化のひろば)
犬派?猫派?
―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―(山種美術館)
恵比寿駅から徒歩10分の山種美術館では、「犬派?猫派?―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―」が7月7日まで開催中です。
江戸時代の俵屋宗達、伊藤若冲から今をときめく山口晃まで、犬と猫をモチーフにした名画が大集合しています。
本物と見まがう猫の絵や、ゆるかわの犬猫の絵に、動物好きのお子さんなら胸がときめくはず!
場所:山種美術館
会期:開催中〜2024年7月7日
入館料:一般 1400円(前売り1200円)
高・大生 1100円(前売り1000円)
公式サイト
ヨシタケシンスケ展かもしれない
(そごう美術館)
横浜駅直結のそごう美術館では、『ヨシタケシンスケ展かもしれない』展が開催されます。人気絵本作家のヨシタケシンスケさん、初の大規模個展です。
構想スケッチや原画、絵本の中に入ったような体験展示まで、ヨシタケさんの頭の中をのぞき、絵本がどう生まれたかを追体験することができます。
ヨシタケさんの、思わずくすっと笑ってしまう、ユニークなものの見方のヒントが眠っているかもしれません。
Tシャツ、ぬいぐるみにキーホルダーなどなどグッズも充実しているので、ファンの方は必見の展覧会ですね!
場所:そごう美術館
会期:2024年7月23日〜2024年9月2日
入館料:未定
公式サイト
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