大河ドラマ「べらぼう」で注目されている浮世絵。今年は美術展も多く開催されていますよね。
わが家も6歳・4歳の娘たちがEテレ「びじゅチューン!」で浮世絵に興味を持ち、本があるか調べたところ、1歳から小学生まで、こどもでも楽しめる絵本がたくさんありました!
今回はおすすめの本・絵本を6冊、そして実際の浮世絵を見られる展覧会も紹介します。ぜひお子さんと浮世絵ワールドを楽しんでみてください!
*本記事はプロモーションを含みます
・浮世絵についての子ども向けの本を知りたい
・こどもに浮世絵・江戸時代に興味をもってほしい
・こどもが大河ドラマを見ている
・浮世絵の展覧会を探している
浮世絵が好きになる本5冊
『ミッフィーとほくさいさん こどもと絵で話そう』(1歳〜)
なんと、ミッフィーとほくさいがコラボした絵本です。
ページをめくると北斎の絵とミッフィーの絵が交互に出てくるので、浮世絵がはじめての子どもでも飽きずに読むことができます。
わが家の娘①(6歳)も自分で読み、北斎の絵に見入っていました。ミッフィーと一緒に北斎の絵の魅力を鑑賞・楽しめる、浮世絵入門にはうってつけの1冊です。
「うごく浮世絵!? びじゅつのゆうえんち」(2歳〜)
なんと、マジックフィルムをのせると浮世絵が動く絵本です!
有名な浮世絵がたくさん収録されていて、付属のフィルムを重ねて動かすと、蝶や花、波など絵がいきいきと動いて見えます。絵そのものの魅力を、遊びながら味わえる、幼児にぴったりな絵本です。
『北斎の絵本』『広重の絵本』小学館あーとぶっく
累計70万部を超える人気シリーズ、小学館あーとぶっくの1冊です。
『北斎の絵本』では江戸時代の人々の暮らしを、『広重の絵本』では日本橋から京都までの東海道を歩く人々の旅の様子を、浮世絵を見ながら体感することができます。
絵本を楽しみながら江戸時代の雰囲気を知ることができる、貴重な絵本です!
『浮世絵って何?どうやってつくるの?』(5、6歳〜)
浮世絵の作り方や時代的背景について、わかりやすく説明してくれる絵本です。
本のサイズが大きく絵が見やすいのが魅力!わが家の娘①も大好きなのですが、字が読める子でも内容を理解するのは難しいので、大人が説明してあげるのがよさそうです。
また、これは全3冊のシリーズで、代表的な絵師が特集されている2冊目もおすすめ。現在絶版になっているようなので、中古で買うか、図書館で探してみてください!
絵で見て楽しい!はじめての浮世絵(小学校高学年〜)
浮世絵博士になりたいならこれ!
浮世絵の歴史、ジャンル、庶民がどのように楽しんでいたか、そして海外への影響まで、さまざまな情報を網羅していて、大人が読んでも勉強になります。
巻末には浮世絵を見られる美術館も紹介されています。親子で楽しめそうな一冊です!
キャラ絵で学ぶ! 江戸の暮らしと文化図鑑(小学校高学年〜)
こちらは浮世絵だけでなく、暮らしや文化を含めた江戸時代について楽しく学べる一冊。
第5章が浮世絵に割かれていて、浮世絵の作り方、有名な絵師たち、プロデューサー・蔦重について詳しく知ることができます。
読む本ですが絵や図表も多く、わかりやすく描かれています。中学受験の江戸文化全体を学ぶのにも役立ちそうな一冊です。
浮世絵を見られる美術展
五大浮世絵師展
上野の森美術館では、2025年5月27日〜7月6日まで「五大浮世絵師展」が開催されます。
歌麿・写楽・北斎・国芳・広重と浮世絵黄金時代の絵師5人の作品140点を見ることができます!
なんとなく「浮世絵」を絵師ごとの違いや魅力を発見できる展覧会になりそうですね。
葛飾北斎 冨嶽三十六景
太田記念美術館では、7月26日から8月24日まで「葛飾北斎 冨嶽三十六景」展が開催されます。
北斎の「冨嶽三十六景」を一度に見ることができる貴重な機会です!また、北斎漫画や若い時期の作品、関連する他の浮世絵師の作品など、多角的に北斎の魅力に迫る展覧会です。
蔦重の眼 歌麿・写楽と浮世絵黄金時代(MOA美術館)
MOA美術館では、2025年7月25日〜9月9日まで「蔦重の眼 歌麿・写楽と浮世絵黄金時代」が開催されます。
蔦重がプロデュースした歌麿・写楽をはじめとした作品に加え、江戸時代の錦絵と現在の風景写真を比較した展示も。浮世絵の魅力を、江戸時代の雰囲気とともに感じられる展覧会になりそうです。
予習するなら
Eテレ「びじゅチューン!」には北斎・写楽・歌麿作品の歌があります。わが家の子どもたちも大好きで、本物を見るべくトーハクの「蔦重」展に足を運びました。



まとめ
浮世絵の本、色々ありますね!本を読み美術展に行けば、作り方や絵師たちの個性を知ることで、なんとなく知っていた「浮世絵」がどんどん魅力的に見えてくるはず。
はじめの一歩に、ぜひお子さんにあった本を読んでみてください。

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